科目 |
試験時間 |
配点 |
国語 |
50分 |
100点 |
算数 |
50分 |
100点 |
理科 |
30分 |
50点 |
社会 |
30分 |
50点 |
今年度の香蘭は算数がかなり難解であり「差のつかない」ことを考えると、国語で高得点を奪取できた受験生が合格ラインをこえたと予想することができます。大問1は物語文(田村理江『うす灯』)。特別な思いを背負った鞄を手放す友人の話です。主人公の少女の心の成長を描く内容は近年の香蘭の定番です。問8の選択肢問題をクリアできた受験生は文章をよく理解していたといえるでしょう。大問2は香蘭卒業生の黒柳徹子の随筆文『黄色い花束』。コソボの子どもたちとの交流を通じ、戦争・紛争への筆者の戸惑いが描かれた名文です。条件記述問題が4問出題され、ここで差をつけたものと思われます。香蘭の国語は対策のしがいがあります。それほど、国語の傾向は「不変」です。志望者は過去問を丹念に解いていきましょう。【矢野】
大問数は3題、小問数は22問(大問1が14問、大問2が4問、大問3が4問)で、例年と同じ出題数です。途中式は必要なく、解答のみを答えさせる形式です。大問1は計算問題が4問、残りの10問が一行問題で、かさの単位換算、分数、時差の計算、正方形の面積比、場合の数、ご石の問題、直方体の表面積、流水算、差集め算、ニュートン算でした。大問2は食塩水の問題。大問3は台形の周上の動点と面積のグラフの問題でした。食塩水の問題は毎年出題されています。例年小問で出題されていましたが、今年度は大問(小問4問)で出題されました。満遍なくさまざまな単元から出題されます。苦手単元をつくらないよう、標準的な問題集を繰り返し演習させましょう。【木下】
大問5題中に小問が23問と、例年よりややボリュームダウン。字数制限のある記述問題が2問出題され、図示問題は姿を消しました。計算も少なく、昨年よりも解きやすい問題となりました。大問1は小問集合。大問2は天気に関する問題。昔からの言い伝えを検証する問題でした。大問3はカエルの生態に関して。大問4は凸レンズの性質について。大問5は金属の性質と水素の発生について。計算問題はこの問題くらいです。全体を通して物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されました。合格ラインが6割と高めであることを考えると、基礎知識の定着はもとより、その理解を深めていく勉強も必要になります。計算問題も含めて、高いレベルでの準備を心がけましょう。【石井】
今年度の香蘭は昨年度と同様に大問3題の構成でした。昨年度は計6問の論述問題が出題されるなど、難易度が高かった問題でしたが、今年度の論述問題は1問にとどまり、大幅に易化しています。大問1は茶をテーマにした地理の問題です。今年度唯一の論述問題は茶の栽培と火山の関係を問うもので、しっかりと問題文を読むことで解ける問題でした。大問2は都市をテーマにした外交史の問題です。地図や写真・図版など、資料を利用する問題もありました。そして大問3は近年の国内政治をテーマにした問題で、参議院議員選挙などが出題されました。論述問題の数は減りましたが、来年度も出題される可能性は高いと考えます。志望する生徒は論述対策をしっかりとおこないましょう。【鳩貝】














